【2023年最新版】介護職用 面接時の注意点4 服装・髪型
目次
女性はスーツからカジュアルまでさまざま
介護職の面接では、応募先から「必ずスーツで」と指示される場合もあれば、「カジュアルな服装でかまわない」と言われるケースもあります。女性がこれから介護職の面接を受けるとき、気をつける服装のポイントを紹介します。
服装は清潔感を重視
スーツまたは私服などカジュアルな服装のどちらでも、清潔感は大切にしましょう。介護の仕事は利用者の体に触れたり食事の介助をしたりするため、衛生面の配慮は不可欠です。スタッフ同士の印象を良くするためにも、清潔で身なりの整った人を採用したいと採用する側は考えています。
・応募する役職により服装も対応
介護職は一般的な企業の面接より服装を重視しないといわれますが、応募する役職が管理者などの場合は、スーツで出かけましょう。現場で介護に携わる場合は、派手でない清潔な私服でかまいませんが、服装に迷った場合はスーツで出かけると無難です。
スーツは暗色系
女性のスーツは、ネイビー・濃紺・ダークグレーなどの暗色系を選びます。介護職の面接では、体を動かすイメージからパンツを選びがちですが、もちろんスカートでもかまいません。パンツは体のラインが出すぎない、サイズとデザインを着用しましょう。スカートは膝丈にし、座ったときみ短すぎて腿までスカートがあがらないようにします。パンツ・スカートどちらをはく場合も、ストッキングを必ずはきましょう。スーツは奇抜なデザインではない、シンプルなビジネススーツが好印象です。
白ブラウス
女性がスーツで介護職の面接を受ける場合、フリルなどのないシンプルなブラウスを選びましょう。清潔感のある白がおすすめで、ブラウスはやわらかい素材が多く女性らしい印象をあたえます。ブラウス以外のインナーを合わせて、目指す印象に仕上げましょう。
・シャツ
襟付きのシャツはきっちりしたデザインで、堅実な印象を与えます。責任ある役職の面接向けのインナーでしょう。
・カットソー
カットソーは襟がなく、首元がすっきりしたデザインのため、活動的な印象になります。介護の現場で仕事を元気に頑張りたい人におすすめです。
すっきりとした髪型
前髪は目に入らない長さにするか分け、顔に髪がかからないようピンなどでとめます。長い髪はひとつにまとめて低い位置で結うか、ハーフアップにしても良いです。髪が顔にかかると面接官は表情が見づらく、髪を払う動作が気になり面接に集中しづらい場合があります。介護職では派手すぎない髪色が好ましく、面接での髪色も同様に黒に近い明るさにします。具体的にはカラーレベルの7までに整えて面接を受けましょう。カラーレベルはメーカーにより多少明るさの違いがあるため、迷ったときは暗めにした方が無難です。
派手ではないメイク・アクセサリー
介護の現場で働く場合はノーメイクの人もいますが、面接には最低限のメイクをしましょう。ファンデーションは首と色味が異ならないように選び、ムラなくぬります。先に皮脂浮き防止効果のある下地を塗る、またはファンデーションのあとでパウダーをつけると崩れにくくなります。眉用のはさみや毛抜きを使って形を整え、足りない部分を髪と同じ色で描き足しましょう。アイメイクはラメ感の強いコスメを避け、ブラウンやベージュ系でナチュラルに仕上げます。リップは自然な血色になる色を選び、濃い原色やグロスは控えます。結婚指輪以外のアクセサリーは付けずに面接を受けますが、どうしてもつける場合はさりげない程度にとどめましょう。
男性はスーツ、カジュアルでもジャケット必須
男性が介護職の面接を受けるときも、女性と同様にスーツやそれに準じた服装で向かいます。現場の仕事へ応募する場合は「普段着でOK」と言われることもありますが、カジュアル過ぎない服装を心がけましょう。
くだけすぎない服装で
面接は普段着でかまわないと言われた場合は、襟つきの白シャツにジャケットをはおり、ボトムスはスラックスまたはチノパンを選びます。靴は革靴を合わせると良いですが、介護職の場合は黒やブラウンのビジネスタイプスニーカーも良いでしょう。ビジネススタイルに準じた私服を持っておらずスーツしかない場合、スーツを着て面接を受ければ問題ありません。服装選びに困った場合も、スーツを着て出かけましょう。
スーツは女性同様暗色系
管理者などを希望する場合は女性と同様、暗色系のスーツを着用しますが、濃紺やダークグレーがおすすめです。シワや汚れのない、清潔感のあるスーツを用意しましょう。スーツに合わせて靴も暗色系、例えば黒や濃い茶色を選び、汚れがないよう前日にはきれいに磨いておきます。
白シャツ
男性がスーツやジャケットの下に着るシャツは白にし、淡いピンクやライトブルーは面接向きではないため控えます。襟が折れ曲がっていない・シミやシワがないなど、清潔感のあるシャツかを確かめてから着ましょう。
ネクタイ
ネクタイは一般的な形で派手すぎない色・柄を選び、夏場でノーネクタイを推奨する事業所の場合は、ノーネクタイでもかまいません。色・柄選びで迷えば、落ち着いた色味、寒色系で無地または柄の細かいタイプにすると無難です。
靴下は見られて大丈夫な物を
実際に働く介護施設内で面接を受ける場合、靴を脱ぎスリッパへ履き替える可能性があります。その際靴下が見えてしまうため、服装に合った清潔な靴下をはいて出かけましょう。スーツに合わせて黒やそれに近い色のビジネススタイル向けの靴下にし、穴が開いておらずほつれや汚れがない物をはきます。スニーカーソックスやキャラクター柄の靴下は、印象が悪くなる可能性があります。
できる限り短い髪型
男性は短い髪の方が清潔感をアピールしやすく、誠実な印象を与えます。応募先の施設は比較的髪型に柔軟であっても、面接では髪を短くすっきりして行った方が好印象です。整髪料でしっかりと固めるまではせず、自然で寝ぐせのない髪型を心がけましょう。面接での髪型と採用後の髪型が変わっても、施設の許容範囲であれば問題ありません。現場で働く介護職の場合、利用者の印象により髪型の可否が決まるケースもあります。
ひげは剃り、爪は短く切る
ひげは剃った方が清潔感があると印象づけやすく、形を整えた髭でも威圧感などを感じる人がいるため、面接では避けた方が無難です。清潔感を見せるためには爪を短く切り、汚れていないよう手入れしましょう。
面接にふさわしい身だしなみをしよう
介護職の面接は、男女問わず清潔感を重視します。スーツ・私服のどちらで面接を受ける場合も、シワや汚れがないかチェックして出かけましょう。清潔感のあるきちんとした服装は、その人の誠実さを表します。真面目に仕事をしてくれる人との印象を面接官に与えるためにも、ここで紹介したポイントを押さえた服装を心がけましょう。
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