【2023年度最新版】介護士の転職 失敗しないためのポイント! おすすめ転職先・異業種への転職は?

介護士の転職を失敗しないためのポイントを紹介します。現在の職場に満足していない方は、転職で自分の希望にあった職場を見つけてみましょう。成功のコツと介護士の現状を紹介します。

介護士が転職に失敗しないための3つのポイント

介護の仕事は、安い賃金や大変な業務内容が悩みの種になることがあります。

そのような現状では、「ありがとう」と言ってもらえる異業種に転職したらいいか悩むことがありますが、介護の資格や経験を活かしたほうが今までのキャリアが無駄にならないでしょう。

 

現状に満足していないなら、転職はひとつの選択肢です。

とくに子どもがいてこれから教育費がかかる家庭や、シングルマザーで仕事と家事の負担が大きい家庭では、安定した収入が得られる職場に移りたいと考えるのは当然のことでしょう。

 

しかし、転職となると面倒な作業が多いイメージで、難しく考えてしまうことがあります。

または、育児や家事で時間を取られていると、転職活動の時間を確保できず行動に移せない場合もあるでしょう。

 

このような悩みを抱える方は、次の項目で紹介する介護士が転職に失敗しない3つのポイントを確認しておいてください。

何も知識がなく転職活動を始めると作業が進まず、職場が変わっても現状とあまり変わらないことがあるため注意するようにしたいものです。

 

①介護士のキャリア形成を意識する

介護士が転職活動をするときは、転職先でキャリア形成ができるかどうかを意識しましょう。

具体的なキャリア形成とは、仕事を続けながら介護の資格取得を進めることです。

 

働きながら資格取得を支援する職場は少なくないため、介護福祉士のような国家資格取得を目指してみましょう。

介護の現場では人手不足が問題となっており、介護事業所にとってもスタッフに資格取得を目指してもらったほうが、新しく資格保有者を雇うより容易になります。

 

このような理由から、資格取得の費用の軽減や、働きながら資格取得ができる環境を整えている介護の職場は少なくないので、転職活動でも意識して比較してみましょう。

 

なぜ転職活動で資格取得支援のある職場を選ぶのかというと、介護福祉士の資格があれば給料アップが見込めるからです。

介護福祉士の資格があれば専門知識がある証拠となり、資格保有者に資格手当を支給している介護施設は少なくありません。

 

2017 年には介護職員処遇改善加算が変更され区分が追加されたことで、月額37,000円 相当がプラスされる可能性がありますが、資格等に応じて昇給する条件があるため注意してください。

誰もが必ずしも給料アップとなるわけではないため、介護福祉士のような国家資格を保有していると有利に働きやすいことから、転職先は資格に対する支援があるか確認しましょう。

 

②介護士は社会に必要な存在だという事を再度認識する

転職活動をする前に、介護士は社会にとって必要な存在だと再確認しましょう。

 

介護福祉士は「エッセンシャルワーカー」の職業のひとつで、どのような状況でも働き続けなければならない職業のことです。

英語で「essential」は必要不可欠なという意味で、workerは労働者の意味があります。

つまりコロナ禍のような状況で人との接触を避けなければならない現状でも働き続けなければならず、私たちの生活や健康を維持するために必要な人材だということです。

 

実は、介護士という職業は、誰にでもできる仕事ではありません。

どのような状況でも働かなければならない職業のため、「人のために役に立ちたい」という想いが強くないとできないでしょう。

実際にコロナ禍でも働いてきた介護士は人々に感謝されており、仕事に対してやりがいを重視するなら介護士の職業はおすすめできます。

 

③介護士求人情報を多く集め、じっくり比較・検討した上で職場を決める

介護士の転職活動では、求人情報を多数比較しましょう。

その理由は、多くの求人情報を見ることで、介護職の求人傾向をつかむことができるからです。

 

たとえば、平均的な給与額はいくらなのか、もっと給与アップが見込める職場はあるのか、待遇アップを売りにしている職場はあるのかなどです。

数件の求人だけだと傾向が見えず妥協してしまうことがありますが、多くの求人を比較することで更に条件の良い求人を比較できるようになります。

 

介護士の平均年収について

介護士が転職活動をするなら、その前に平均年収を確認しておくといいでしょう。

具体的な数値を把握しておいたほうが、求人に掲載されている給与額が妥当なのか、待遇が良い職場なのかどうか比較しやすくなるからです。

 

高齢労働省が公開する「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、医療福祉で男女合わせた賃金額は181.5万円~346.6万円 とあります。

女性のみの賃金額では、178.9万円~230.2万円 までと男性に比べてやや低くなりますが、それでも他業種に比べて年齢が経過したときの伸び率が高いため、長く勤めるほど収入がアップしやすいといえるでしょう。

 

介護士が異業種へ転職するメリット・デメリットについて

介護士が転職活動をするなら、異業種への転職の特徴も把握しておきましょう。

 

異業種へ転職するメリットは、待遇アップが期待できる点です。

介護の職場だけに絞るよりも幅広い業種を比較できたほうが実質的な求人数は増えることから、給料アップや休みが取りやすい仕事を見つけやすくなります。

とくに介護の仕事は365日毎日仕事がある職業のため、土日祝休みを希望するなら異業種への転職がおすすめです。

 

一方で、異業種へ転職すると、介護職のスキルや資格が活かせなくなります。

新たな職業になれば仕事を覚えなければならず、経験も積み直しになるでしょう。

若いうちなら異業種への転職でもリスクは少なくなりますが、年齢を重ねるごとにデメリットが大きくなるため注意してください。

 

介護士が転職で成功するには

何よりも介護士が転職で成功させるため重要なことは、独りで悩まないことです。

視野が狭くなり待遇の悪い職場を選ぶリスクが高くなりやすいため、誰かに相談できる環境を活用しましょう。

 

介護士の転職の相談先でおすすめなのが、介護職専門の転職コンサルタントです。

求人の紹介や相談はすべて無料で利用できるため、登録しておいて損はありません。

 

たとえば、以下のようなサービスを使いたいときに転職コンサルタントはおすすめです。

 

  • 自分の希望や経験を考慮した求人を紹介して欲しい
  • 転職のプロから転職事情を教えてもらいたい
  • 就職希望先へ代わりにコンタクトして欲しい
  • 履歴書や面接対策を受けたい

 

転職コンサルタントはこれらのサービスが利用できて無料です。

求人の紹介だけでなく、介護の職場の情報収集や、転職に関するアドバイスもあります。

就職希望先へ面接日の調節や、待遇の交渉もコンサルタントが対応してくれるため、仕事や育児などで忙しく転職活動に時間が取れない方でも安心です。

 

もちろん、サービス全部を活用する必要はなく、転職の相談だけでも利用できます。

独りで不安を抱えながら転職活動をするよりも、誰かに話せる環境を利用してみてください。

 

まとめ:転職理由を前向きに捉えて上手な転職活動を

介護士として働いていて今の職場に不満があるなら、前向きに転職を考えてみてください。

家計のため給料アップを希望する方、職場の人間関係で悩んでいる方は、転職することで環境が変わり、介護の仕事のやりがいも再び感じられるようになるでしょう。

今まで介護のスキルを磨いてきたなら、それを活かさない手はありません。

介護職の転職活動を通して、「ありがとう」と呼ばれる体験をしながら、家族やご自分が楽しく過ごせる生活を目指してみてください。

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